漢字で振り返る2024年 かながわ・キャンパるメンバーの今年の漢字
2024年も終わりに近づき、世間も年越し準備の雰囲気で満ちています。年末といえば1年間の振り返りです。毎年、京都・清水寺では1年の世相を表す「今年の漢字」が発表され、今年の漢字は「金」に決まりました。しかし、人によって「今年の漢字」は違うと思います。今回は、かながわ・キャンパるメンバーにそれぞれの「今年の漢字」を聞いてみました。(名前はペンネーム)
【まとめ:神奈川大学外国語学部3年・木下翔太、漢字は同大国際日本学部1年・中山藍】

自分らしく活動した1年

私が思う2024年の漢字は「自」です。
まずは、自分をたくさん見つめた1年だったということが理由です。
大学3年生になり就職活動に手を付け始める中で、嫌でも自己分析をしなければならなくなりました。自分の強みや性格といった、今までならば知りませんと一蹴していたであろうことを改めて分析できました。
そして、自由に遊んだ1年でもあります。
就職活動そっちのけでお笑いライブを見るために各地を飛び回ったり、人生で一度は食べてみたいと思っていたアフタヌーンティーをかなえたり、好き勝手な箱根旅行計画でサークルの皆様を連れ回したりしたのも今年でした。やりたい放題やることができました。
ということで、2024年は完全に「自」の年でした。
(麺派)
青い現在(いま)を振り返って

私が選んだ漢字は「青」です。
青。空の青に海の青、青森、青信号、青春そして青年。青は私たちのまわりにあふれています。
私にとってこの1年は、まさに「青」でした。大学1年生という時期は、期待と不安が入り混じります。それはまるで、海や空のすがすがしい青さにひかれて大志を抱く一方で、どこまでも果てしなく続く海や空の青さに不安を覚える心理に似ています。
この1年間でさまざまなことがありました。若いゆえの「青さ」に落ち込んだこともあれば、父の故郷、青森を訪れた時の思い出や、心の中に灯った青信号に励まされたこともありました。
この1年、私がよく聞いた歌があります。「青い空の歌」と、「雨ふりの歌」です。
私が今年を青と共に過ごしたように、来年、私は何と共に過ごすのでしょうか。
(ブルーシャトー)
新たな経験が多かった1年

私の今年の漢字は「新」です。
大学3年生に進級し、新しい経験をすることが多くなりました。例えば、3年生になったことで就職活動が始まり、今までしたことのないエントリーシートの記入や、面接対策などに挑戦することが増えました。2年生までは就職活動のことはあまり考えていなかったにも関わらず、進級してからは状況が一変し、新鮮な経験をすることが多かったです。まだまだ思うような成果が出ずに苦戦していますが、腐らずに怠けずに取り組んでいきたいものです。
そのほかにも、一人で初の海外旅行に行ってみたり、大学の授業があっても3日で合計24時間プレーしてしまった「シティーズスカイラインズ」(街づくりゲーム)にドハマりしたり、波乱の1年でした。恐らく今年が一番経験したことのないイベントが多かった年でした。
何事もなく穏やかだと思っていた2024年も、振り返ってみると新しい経験が多くありました。来年も刺激のある1年を過ごせますように。
(市長)
解ききれないほど楽しんだ謎

私の2024年の漢字は「謎」です。
そんなに不思議な1年だったのかと思われそうですが、ただ「謎解き」をたくさんした1年だったので「謎」を選びました。
みなさんはQuizKnock(クイズノック)をご存知でしょうか。QuizKnockはテレビでも活躍している伊沢拓司を中心とし、クイズを題材とした動画やWebメディアを制作している知識集団です。そんな彼らが今年「トーキョーディスカバリーシティ!2024 不思議な扉と100の謎」を9月19日から11月17日まで開催しました。トーキョードームシティで行われたこの謎解きイベントに私も参加してきました。
謎解きは「不思議な扉」と「100の謎」で分かれていて、それぞれがかなりのボリュームでした。そのため、私は1日で解ききれず、ドームシティに合計6回足を運びました。それに加えて、持ち帰り用の謎解きも販売されていたので、実はこの記事を書いている年末になっても全ては解ききれていません。
ドームシティでの謎解き以外でも、「プラネタリウムに眠るまぼろしの箱」や「小田原謎解き街歩き」などの謎解きイベントに参加したり、Xのタイムラインに流れてきた謎解きを眺めたり、2024年は謎解きを楽しんだ1年でした。
(言迷)
次への挑戦

私の2024年の漢字は「挑」です。
「今年の漢字」に「挑」を選んだ理由は、「新しいことに挑戦し続けた1年」だったからです。これまで経験したことのない課題や環境に直面する中で、一歩踏み出して挑むことで自分の成長を感じる場面が多くありました。初めは不安や迷いもありましたが、挑戦するたびに得られる達成感や学びが次の挑戦への原動力となりました。2024年を振り返ると、「挑」という文字が自分の一年を象徴していると強く感じました。
(TAKU)
「愛すべき出会い」

私の2024年の漢字は「会」です。
今年は3年生になり、新しい出会いがたくさんありました。ゼミナールでは新しい友達ができ、12月になってから入会した「みなとみらいマスコミ研究会(かながわ・キャンパる)」でも新しい仲間に出会えました。さまざまな人と関わり、新しい自分を発見できた年になったと思います。
仲間のアドバイスにより思いがけない得意分野を見つけたり、良い刺激となったりすることがありました。また、人との関わりが増えたことで、多様な価値観に触れ、視野が広がった1年となりました。
これからも、たくさんの人に「会」い、たくさんの人を「愛」せるような人間になりたいです。
(カツオのカタキ)
世界が広がった1年

私の2024年の漢字は「動」です。
今年は受験があり、たくさん手と頭を動かしました。また、大学生になって自分から動くことが本当に大事だと思いました。
新しい環境で友達をつくり、サークルに入り、いろいろな活動に参加しました。動くことで自分の世界を広げられた1年になりました。
(三日月)
新たな縁と価値観

私は「今年の漢字」に「巡」を選びました。
2024年、私にとっては巡り合いの1年だったように思います。サークル内では、新入生歓迎会からはじまり、神奈川大学公式YouTubeにアップロードされている大学紹介動画の撮影での小熊誠学長へのインタビューや、関係者の方とのご縁もあって黒岩祐治知事とのオンライン座談会に参加することができました。二つとも、のどから心臓が飛び出すほどバクバク緊張しました。また、プライベートでもタイのバンコクを旅行し、現地の方々とお話をして、人の優しさに触れました。
小学校高学年の頃から、休日は家にこもりがちでしたが、大学生になって、出会いは外の世界に広がっていることを実感するような経験をたくさんしています。足を運ぶそれぞれの場所で出会う方に話を聞くと、自分にはなかった価値観が生まれます。家でこもって本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたりすることも好きですが、作品をより深く理解するためには多くの人生経験が必要になるのではと考えています。
来年は、たくさんの地を「巡」って、趣味である写真を極める1年にしたいと思います。
(電子レンジ壊した人)
今回はかながわ・キャンパるメンバーの2024年の「今年の漢字」をまとめました。私たちは経験したことのないことに挑戦したり、自ら行動したりすることで新たな仲間と巡り会うことができました。2025年もさまざまなことがあると思いますが、なにがあっても負けない自信と迷っても進み続ける勇気を持って、これからも青い日々の中を泳いでいきたいと思います。
みなさまも1年間を振り返り、「今年の漢字」を決めてみてはいかがでしょうか。
来年も「@キャンパる」のご愛読よろしくお願いします。
(木下)