夏の思い出 神奈川大学みなとみらいマスコミ研究会(かながわ・キャンパる)の夏の思い出とは!?
秋分の日も過ぎ、だいぶ涼しくなってきて、神奈川大学も9月下旬から後期の授業が始まりました。長かった夏休みももう終わりです。夏といえばお祭り、海水浴&プール、旅行、お盆など様々なイベントがありました。研究会メンバーは、どんな夏を過ごしたのか、報告してもらいました。(名前はペンネーム)
【まとめ:神奈川大学経営学部3年・塚越広貴】
3泊4日の韓国のソウルの旅

今年の夏に韓国のソウルに行ってきました。特に印象的だったのは物価の違いです。(1円=9ウォン換算)
韓国の物価は500ミリリットルのコーラが1本250円、1.5リットルでは500円!で、日本よりもかなり割高な印象を受けました。一方で500ミリリットルの水は110円、地下鉄の運賃は東京メトロの4割ほど安く、生活に必須なものは安く抑えられていました。全体的には日本の2割ほど割高な印象を受けました。
もう一つ印象的だったのはコンビニの違いです。韓国はCU、GS25、そして日本でもなじみセブン・イレブンの三つが主なコンビニでした。セブン・イレブンは韓国にも進出していることをここで知りました。また、どのコンビニも日本のコンビニほどの広さはなく、店員は1人しかいない店舗が多かったです。また、コンビニ以外でも店員は客がいない時には、スマホを触っている人が多くいました。
韓国語は話せず、英語も苦手な私は言葉が通じるか不安でしたが、空港やホテルでは多くの場所で日本語が通じ安心しました。コンビニやスーパーの店員も、私が「韓国人ではないです」と英語で話したら、「日本人です」とは一言も伝えていないのに日本語で話してくれました。体感としては英語と同じくらい日本語で話しました。初の海外旅行でかつ、1人で行ったのでどれも新鮮でとても良い経験になりました。次は香港や台湾に行きたいです。
(ペン飴)
NBAへ!河村勇輝選手の挑戦

今年の夏はパリオリンピックが盛り上がりましたね。現地まで行くのは大変なので、私はおとなしくテレビで観戦していました。いろいろな競技を楽しく見ていましたが、最も注目して見ていたのは男子バスケです。
普段からNBAはよく見ていて、Bリーグもたまに現地観戦に行っています。今大会ではアメリカの大スターであるレブロンやカリー、現役最強のNBA選手と称されるセルビアのヨキッチ、そのほかにも各国に注目選手がいました。
そんな有名選手が並ぶ中、日本の河村勇輝が大活躍をし、衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。自分よりも圧倒的に背が高い選手に立ち向かう彼の勇姿は、まさに輝いていました。
彼はこれからNBAへの挑戦をするのですが、そのために所属していた横浜ビー・コルセアーズを退団しました。ビーコルは私の推し球団であり、彼が加入する前から応援していたので、彼の影響は強く感じています。横浜でプレイしてくれて感謝しかないです。実はつい先日、河村勇輝出港式というイベントに私も参加してきました。ビーコル推しとしては寂しい気持ちはありますが、バスケファンとしてはNBAへの挑戦は嬉しいです。今後の活躍も楽しみにしています。
(KIM)
印象深い昨年の箱根旅行

小学生の頃、夏休みは毎年箱根に旅行していました。明確な理由は分からないですが、私は箱根が異様に好きです。空気感だとか温泉の匂いだとか、そういう「遺伝子レベル」で体に合っているのかもしれません。
そんな箱根ですが、高校時代のコロナ禍で縁遠い場所になってしまいました。これはいけないと立ち上がったのが2023年9月。日帰りですが母親と旅行を計画しました。昨年の夏の思い出ですが、印象深かったので記します。
私がこの世で一番おいしいと思っているまんじゅう「箱根のお月さま。」を食べてから向かったのは、箱根ガラスの森美術館。ガラス製の美しい美術品が並ぶ施設。何を隠そうこの施設には、小学校時代からの因縁があります。バスで向かうのですが道にカーブが多い。私はすぐに乗り物酔いしてしまい、出迎えてくれたガラスの木をにらむことしかできませんでした。だけどもうあの頃の自分じゃない。毎日の電車通学を経て乗り物への耐性がついている。かかってこい!とばかりにバスに乗り込む。発車する。やっぱり、気分が悪くなりました。下車してから、「運転が荒いせいだ」と事実無根の失礼な発言をした自分がいました。情けないです。
ただ美術品は本当にどれも奇麗で、楽しんでいるうちに元気になりました。また近いうちに行きたいです。
(建築家)
父の故郷である青森を訪問

現在も青森にある私の祖父母の家は、雪国特有の防寒用の二重扉の玄関で、室内には灯油を使う暖房器具があります。東京に住んでいる私には、祖父母の家は北国特有のピリッとした空気と共に、いつも新鮮さを感じさせる場所です。
父に「好きなように生きなさい」と教えた祖父は中学校の教師であり、私が12歳の時、七夕の夜に亡くなりました。祖父は立派な教育者であった一方、競馬や競輪が趣味だったため、棺には競輪の券が一緒に納められました。
いつも私に「好きなように生きなさい」と言う父は、今日も授業に自分のギターをもっていく。彼は、自分の好きな音楽を大切にして生きています。
大学生活を送る中で、祖父や父の言う「好きなように生きなさい」という言葉が、私の中で次第に重要な意味をもつようになりました。教育者でありながら競馬や競輪を楽しんだ祖父。毎日授業にギターをもっていく父。どちらも自分の好きなものを正直に表現している。我が家の家訓は私にとって、「自分の好きなものは好きとはっきり表現してもいいんだよ」という意味になりました。いま私は「みなとみらいマスコミ研究会」に入り、悪戦苦闘しながら「自分の好きなもの」を文章にして伝えようとしています。それは、祖父と父が重んじてきた考え方を、私も大切だと思ったからです。

そしてこの夏、私は大学生になった報告をするため、久しぶりに父の故郷である青森を訪れました。現在祖母が一人で住んでいる家は、記憶と変わらない二重扉の玄関のままであり、北国特有の夏の涼しさは変わっていませんでした。
仏壇に向かって祖父に報告するなかで、ふと2枚の写真が目につきました。白黒の写真には軍服を着た私と同じくらいの青年が写っており、そこで初めて自分の親戚にも戦争で亡くなった人がいることに気づかされたと同時に、初めて祖母から戦争の話や先祖についての詳しい話を聞くことができました。
そして青森から帰る当日、リビングに飾ってある絵に気がつきました。その絵は私のいとこが描いた灯台と海の絵だったのですが、薄暗いなかで灯台の光の動きや波の音がきこえてくるようであり、衝撃を受けると同時に、私も頑張ろうという明日への勇気や希望を与えてくれる絵でもありました。
今回の帰郷で、私は図らずも今まであまり気にしてこなかった自分の先祖やルーツ、いとこの努力を知ることになりました。この先の人生においても、この自分と先祖のつながりを意識し、いとこの絵に衝撃を受けた夏休みの思い出は消えないだろうと、私はカメラに残る多くの写真を見ながら考えました。
(シャトー)
足を捻挫してしまった小さい頃の夏の私

私のひと夏の思い出は、今年ではないです。小さい頃の夏休みに足を捻挫したことです。従姉妹と2人でゲームセンター(ゲーセン)に行こうとした際、自転車で横転し足を負傷、歩くこともできなくなりました。周囲にいた人は大丈夫ですか?!と駆け寄ってくるし、自分は転んで泥だらけだったし、私は1秒でも早く帰りたかったです。従姉妹も心配してくれているし、おんぶで家まで送ってくれるかな.……と思いきや、そのままゲーセンでひと遊びしてからの帰宅でした。全然楽しくなかったです。家に帰るまでの道のりでもどんどん足が痛くなったので、帰宅後母に車椅子に乗せろ!とわがままを言いました。母は車椅子を用意してくれました。自転車横転はショックでしたが、結果初めて車椅子に乗ることができたので良い経験になったと思います。
今年の夏、久しぶりに従姉妹に会うことができました。あの時の思い出など他愛ない話をしてまた会う約束をした数日後、弟が足を骨折しました。なんだか怖いなあと感じたので、次従姉妹と遊ぶ時は足に気をつけようと思います(笑い)。
(いんふぁー)
初の3Dキャラクター作り

夏休み中特に予定がなく暇だった私は、メタバースで開催される夏祭りに参加することを目標に、3Dキャラクターモデルの制作に挑戦してみました。作業自体が地味な上に手を酷使してけんしょう炎になりましたが、オリジナルキャラクターを作るのは初めてだったので物凄く楽しかったです。
今回特に力を入れたのは衣装のデザインで、ファッションに疎い私は、インターネットでたくさんの服を見た上で夏らしく「海」をテーマに衣装を制作しました。普段触れない分野に関する知識を得られる点は創作活動をするメリットだと思います。因みに、今回私が参加した夏祭りはユーザーが作った花火を披露するために開催されたもので、参加者が多くとても盛り上がっていました。打ち上げられた花火のクオリティーも高く、メタバースの進化を実感しました。これを機にイベントの雰囲気に合わせた3Dモデルをどんどん作っていこうと思います。無料で出来るので皆さんも挑戦してみませんか。
(ユーザー5109)
ジブリの世界を楽しめるジブリパーク

私は愛知県長久手市にあるジブリパークに行ってきました。大好きなジブリの世界が忠実に再現されていて感動しました!
私が一番好きなエリアは魔女の谷エリアです。魔女の谷は魔女の宅急便、ハウルの動く城、アーヤと魔女の3作品の世界を楽しむことが出来ます。私はハウルの城の中に入れたことやグーチョキパン店でパンを買えたことがうれしかったです。
また、借りぐらしのアリエッティが大好きなのですが、ジブリの大倉庫内では借りぐらしのアリエッティの世界を楽しむことができます!アリエッティ達が暮らす家には人間の世界にあるものを使って作られているものがたくさんあります。どれも大きくて可愛くて自分が小人になったような気分を味わえるのでおすすめです!
最後にお土産も充実していました。ジブリパークでしか買えないグッズがたくさんあるので事前に調べてお財布と相談することをおすすめします。(私は調べてから行きますが、悔いのないように欲しいと思ったら買います)
ジブリパークはジブリ好きにはたまらない場所なのでぜひ行ってみてください!
(運動家)
皆さん昔の思い出も含め、この夏にさまざまな体験をしていましたね。大学生の夏休みは2カ月近くあり、自由な時間が長いですが、人に話したいほどの出来事は意外と少ないと感じます。ついこの間夏休みが始まったと思ったらもう後期授業が開始です。その次は冬休み、春休みと続きます。何気なく過ごしていると1年はあっという間に過ぎてしまう。そんな1年の間に少しでも楽しい思い出を作っていきたいです。
(塚越)